2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

暑い

引き続きまったり。 飲み会が続いたので胃がぱんぱん。 マンガ喫茶などで午後は優雅に過ごす。 夕方に移動して帰宅。 韓国語ヴォイス関連の文献を整理する。 秋に向けて一度洗いなおそうと思う。

引き続き飲み会

11月にメリケンにいくことに。 口頭発表です。 がんばりませう。 引き続き中間発表会。 夜は飲み会。 カラオケ。 激しく歌う。 少々疲れる。

飲み会

修士論文中間発表会。 打ち上げ。 ひさびさに派手に遊びました。 駅前で奇声を発して暴れたので警察を呼ばれないかと心配になりました。

ウラル語のはなし 小泉保

図書館から借りてきたやつ。 まったり読んでみる。 比較・歴史言語学から社会・文化・そして音韻・形態・統語論までカヴァー。 なかなか書き方もロマンチックで興味をそそられる。 特にウラル諸語とアルタイ諸語、インド諸語との系統論の学説史がおもしろか…

つれづれと

百済史の研究 坂元義種 伽耶はなぜほろんだか 鈴木靖民 武田幸男ほか 古代史の本ばかり借りてきて読む。 言語学の本を読めとまたどこかから怒られるかも知れぬ。 それもまたよし。 百済の黄金期は四世紀末だ。 激しく高句麗を押し上げて高句麗王を戦死に至ら…

18きっぷ

東洋学の系譜 中国の諸言語 : 歴史と現況 東洋学の系譜 韓国語の歴史 マライ=ポリネシア諸語 : 以上のような本を借りていたが図書館に返した。 やっぱり世界はおもしろい。 韓国語のヴォイスはどうしても複雑だ。 地道に使用例を集めていくこととする。 18切…

引き続き移動

古代オリエント博物館や江戸東京博物館に。 紀元前のパキスタンとかおもしろそう。

至福の朝鮮語 韓国語の歴史

移動しながら読む。 なかなかいいのかのう。 とろけそうに暑い。

研究会

大物の先生をお招きして研究会。 色々お話を賜る。 朝鮮語のヴォイスはあるかどうかわからないほど難しいとか・・・。 大変な道に進もうとしているのかもしれない。

まったり

今日はゆるりとしていた。 わりと涼しい。 吉野家にいったくらい。

意味論の方法 国広哲弥

暑い。 とろけそうです。 主要な言語学史上の学派の意味論の取り扱い方を概観した上で、「意義素」概念、語彙構造、意味分析の方法についての諸論考。 意味と言う一件扱い得ない融通無碍な言語の側面に緻密に切り込む過程はスリリングである。

韓国語の被動態についての小考 金仁和

「韓国語の被動態についての小考」 (文芸言語研究. 言語篇pp23〜40)の去年とってあったコピーを引っ張り出してきた。 韓国語には大きく分けて形態的な受動(=被動)と統語的な受動とがあり、おおむねそれらの形式的・意味的な相違点については一通りの研究が…

言語を生みだす本能 スティーブン・ピンカー

暑い。 一日だべる。 昔読んだ本を引っ張り出す。 チョムスキー系の言語学・脳科学・心理学系では評判になった本。 なかなか味のある文体でおもしろい。 ただしやはり度を越したチョムスキー・生成文法礼賛が鼻につくというのが正直なところ。 見るべきとこ…

大阪ことば学 尾上圭介

前から探していて見つからなかった本。 新宿の紀伊国屋でゲット。 大阪出身で東大で国語学を学んだ尾上氏による大阪方言論考。 自分は大阪に二回ほどしか行ったことがないがやはり言葉や文化は非常に特徴的である。 特に印象に残ったのが「よう食べん」「食…

サピアの言語論 平林幹郎

図書館から借りてくる。 サピアの思想についての詳細な考察。 フンボルト、イェスペルセン、スウィート、ボアズらの思想との学説史的な関係、心理学や人類学、パーソナリティとの関連、言語の普遍性と多様性、ドリフト説などに関する明快な紹介である。 彼の…

日韓の色彩語彙の対照研究

サピア・ウォーフの仮説的な「言語相対論」的なテーゼに基づく研究対象として最も多いもの一つが色彩語彙だ。 自然界においては連続体であって切れ目のない色彩を、いかに言語や認知は区別していくのか。一見すると、言語ごとに無制限とも思える多様性が存在…

文明の環境史観 安田喜憲

アマゾンで頼んで今日届く。 前から読みたかったがもろもろの理由で延期。 なかなかおもしろい。 色々な思想家がこれまで歴史を動かす原理について考察してきたが、安田氏は環境的な要因を重視する。 とりあげられている主要なトピックは土器の誕生、稲作、…

白村江 遠山美都男

昔読んだものを引っ張り出してきた。 この人は綿密な資料批判の結果導き出されたストーリーを物語的に描写するので大変読みやすくスリリングである。 その比較的初期の作品である。 後漢が滅亡して以来中国は分裂状態が続き、その混乱状態は東アジア全体に波…

引き続き言語・思考・現実

半日寝てしまった。 引き続き読む。 なかなか良くも悪くも読み応えがある。 半分ぐらい編者や訳者の解説。 むかし荒巻義雄が書いていた小説が半分くらいあとがきだったのを思い出す。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040706-00000013-nnp-int 韓国で首…

言語・思考・現実 B.L.ウォーフ

図書館から借りてきた。 実はまだ恥ずかしながら読んだことがない。 なかなか訳語が難しく、読み応えがある。 ただ、半分くらい編者・訳者解説。 とりあえずそっちばかり読んでみた。 サピア・ウォーフの仮説的な言語相対論はヘルダーやフンボルトにまでさか…

Generative Linguistics とSemantics

研究室から借りてきた二冊。 * Generative Linguistics フレデリック・ニューマイヤー 言語学史的に見たいくつかのトピックに関する論考。 チョムスキー革命、生成意味論の興亡などなど。 特に生成文法枠内における言語の普遍性と多様性における扱いについて…

認知意味論の方法 吉村公宏

ハードカバーの本。 昔もらってそのままにしていた。 「嘘」の日米比較や所有構文などのトピックについて。 基本的にプロトタイプ論や文化相対論的なアプローチがとられている。 最初の一章が認知言語学の多くの本がそうであるように生成文法との対比にさか…

An illusrated History of English

図説 英語史入門 またもヤフオクでゲット。 非常に安かった。 多少書き込みがあるような気もするが・・・まあいい。 本当に地図や表が多い。 なかなかよい。 グリムやヴェルネルのような比較言語学から現代の多様な英語までを扱う。 コラム、参考文献も充実…

日本語の分析と言語類型

講演会が二つ続く。 汗をふきながら聞く。 昼間ちょっと眠くて昼寝した。 柴谷方良先生の還暦記念論文集をかしてもらう。 影山太郎他そうそうたる面子。 オリエンテーションも形式主義、認知・機能主義と多様。 思うにやっぱり研究は人の力、人脈だ。

日本史講座1 歴史学研究会・日本史研究会編

とろけそうに暑い。 ちょっと前にアマゾンで買った本を引っ張り出して読む。 比較的手ごろな読みやすい通史としてスタート。 いまどきやや左よりか。 旧石器時代研究は、捏造事件や旧石器存否論争などを踏まえつつ、一から考察しなおしている。 卒論や修論の…

東洋学の系譜 上下

しばらく涼しかったのだが夏のように暑い。 研究室ではクーラーがききすぎ。 何事も中庸が肝心であろう。 図書館でまた本を借りてきた。 江上波夫著の東洋学の系譜上下巻。大修館書店から。「しにか」連載をまとめたもの。 なかなか豪勢な面子を扱っているの…

認知言語学 大堀寿夫

普通に起きる。 また昔ヤフオクでせりおとしたもの。 わりとそつなくまとめられ、読みやすい。 一、二ページほどの色彩語彙とプロトタイプのところを読む。 白とか青とかが基礎的日本語の語彙。 あとは「黄色い」などのように色をつけなければならないし、オ…

まちがいだらけの日本語文法 町田健

しばらく前に買ったまま放っておいたのを引っ張り出してきた。 伝統的な国語学や中高で習う国語文法の不十分な点を現代の日本語記述文法や理論言語学の観点から検証する。 一つには「文節区分」。 「ね」を入れて区別するとか中学で習ったものだが、やはり今…

日本語の起源をめぐる論争 村山七郎

図書館で借りてきた。 久々に比較歴史言語学でもと思った。 特に大野晋のタミル語説の検討が見所。 真摯に学術的に検討していくとどうしても痛烈・否定的な結論にならざるをえない。 特に大野氏の「岩波古語辞典」の部分。 大野氏は縦横無尽に日本語の単語を…

日本語の歴史 小松英雄

久しぶりに穏やかに一日を過ごす。 ゆっくり勉強したり本を読むことに。 学部の後輩が色彩語彙について卒論を書くとかで自分も少し調べてみることにした。 蔵書のうちから小松英雄の「日本語の歴史」をとりだす。 癖のある文章だが面白い。 Berlin Kay(1969)…