ウラル語のはなし 小泉保

 図書館から借りてきたやつ。
 まったり読んでみる。

 比較・歴史言語学から社会・文化・そして音韻・形態・統語論までカヴァー。
 なかなか書き方もロマンチックで興味をそそられる。
 特にウラル諸語とアルタイ諸語、インド諸語との系統論の学説史がおもしろかった。
 
 「かくて、比較言語学ウラル山脈を究めはしたが、他の連峰とつながる道筋はまだ太古の霧の中に隠れている」

 アルタイ語族説はやはりロマンなのだろうか。

 余談だが最近暴れん坊将軍にはまっている。
 松平健がイイ。