2004-07-28 ウラル語のはなし 小泉保 図書館から借りてきたやつ。 まったり読んでみる。 比較・歴史言語学から社会・文化・そして音韻・形態・統語論までカヴァー。 なかなか書き方もロマンチックで興味をそそられる。 特にウラル諸語とアルタイ諸語、インド諸語との系統論の学説史がおもしろかった。 「かくて、比較言語学はウラル山脈を究めはしたが、他の連峰とつながる道筋はまだ太古の霧の中に隠れている」 アルタイ語族説はやはりロマンなのだろうか。 余談だが最近暴れん坊将軍にはまっている。 松平健がイイ。