とろけそうに暑い。
ちょっと前にアマゾンで買った本を引っ張り出して読む。
比較的手ごろな読みやすい通史としてスタート。
いまどきやや左よりか。
旧石器時代研究は、捏造事件や旧石器存否論争などを踏まえつつ、一から考察しなおしている。
卒論や修論のテーマとして選んだ遺跡が捏造だった人も多いとか。
近年の弥生、古墳時代の年代繰り上がり、朝鮮半島西南部の古墳問題などを踏まえた記述は目新しく、頼もしい。
しかしいまどきエンゲルス論の妥当性について問題とするというのはどうなのだろう。
いささか疑問を覚える。