縄文対弥生

 国立科学博物館の展示。2001年のNHK企画「日本人 遥かな旅」以来。あれはよかった。
 やたらめったら広かったり展示品が多いわけでもなくよい。ゆるゆると考えてみたい。
 たとえばは縄文時代マルクス主義的な「原始共産制」にあたるかというような本末転倒とのそしりをまぬがれない対立もあった。そもそも「縄文」とか「弥生」というものも学者が勝手につけたのであって、地理的空間的に相当な多様性がある。当時の彼らに聞いても自分たちが同一民族だという意識はなかったに違いない。
 縄文時代の言語に関しても意見はいろいろある。(

縄文語の発見

縄文語の発見

)
 明日は井真成だ。