今日のマツケンサンバ

腰のキレもバッチリ決まる…松平健、今年初の生サンバ
 マツケン、浪花でサンバ初め! 俳優、松平健(51)が28日、大阪・新歌舞伎座で、初のコンサート「松平健デラックスショー マツケンサンバ in 新歌舞伎座」を開いた。大ヒット曲「マツケンサンバII」をはじめ、幻の「マツケンサンバI」や「花のマツケンマンボ」など約90分間で16曲を熱唱。1年ぶりとなる大阪での公演で、今年初の生サンバ。気合たっぷりで、腰のキレもいつになく良かった!?

〔写真:「マツケンサンバII」を歌い踊る松平健。決まる腰つき、チラリとのぞくふくらはぎがファンを魅了した=大阪・中央区



 「キャ〜ッ! かっこいい!」

 「ステキー!!」

 銀ラメの着物に身を包んだ松平がステージに姿を現した。1曲目は「マツケンマンボ」。「ウッ!」の掛け声で腰をピタリと決めると、客席を埋め尽くした“大阪のおばちゃん”から、アイドルのコンサートに負けない絶叫が響き渡った。

 「すごい熱気ですね」。1曲歌い終えた松平があいさつ。芝居なし、歌手としての純粋な“コンサート”に「演技一筋できてたのに、どういう訳かこんなこなことになっちゃって」。テレながらも、客席に投げキスの大サービスだ。

 続いては“幻”の「−サンバ1」、さらに「斬って候」「やじろべえ」など主演時代劇「暴れん坊将軍」の挿入歌や、「花」「涙そうそう」などのヒット曲を快調に披露。衣装も青、黒のラメ入りの着物や琉球の民族衣装風など、めまぐるしく替えて、90分の公演時間いっぱいファンの目と耳を魅了した。

 そして一番盛り上がったのは最後の曲、昨年大ブレークしてNHK「紅白歌合戦」で大トリの小林幸子(51)に次ぐ視聴率45・3%を獲得した「マツケンサンバII」だ。

 ♪オーレー、オレというイントロとともに、“腰元ダンサーズ”を従え、まばゆいばかりの金ピカ衣装に着替えた松平が登場すると、会場は一気に真夏モード。これが今年の“サンバ初め”で、“腰フリ”もいつも以上の激しさ。着物のすそが乱れ、ふくらはぎがのぞくとひときわ大きな歓声が響いた。

 アンコールでも、もう一度「−II」を披露。完全燃焼した松平は、「芝居の2部で40〜50分の歌のショーをやったことがあるけど、90分なんてどうなるのかと思っていた」。拍手と大歓声の中で、満足そうな笑みを浮かべていた。

★「マツケンサンバII」驚異的ヒット…3月から全国ツアーも

 「マツケンサンバII」は昨年7月にCD発売。徐々に人気に火がつき、「紅白歌合戦」以降は爆発的に売れて、売り上げ40万枚を超える驚異的なヒットとなっている。24日付のオリコン総合シングル・ヒットチャートでも7位と依然、健闘している。

 また、歌手として3月5日の東京・中野サンプラザを皮切りに全国ツアーを開始。関西地区は5月6日、神戸文化ホール公演が決まっている。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200501/gt2005012912.html

次は上様、松平健です。