エドワード・サピア 言語

古典的著作。
サピア・ウォーフ的といわれる理論の変転について色々思う。
「サピア・ウォーフの仮説」は強い仮説、つまり言語決定論と弱い仮説、つまり「言語相対論」とに分けるのが一般的と思われる。
おおよそ後者の立場が理論言語学の諸学派を付き合わせた結果の穏当なところであると言えまいか。
言語決定論はすると後世の引用によって一人歩きしたものなのか。