届いた本

 

津太夫たちの長い夢

津太夫たちの長い夢

 江戸時代に船が漂流し、ロシアに渡り、さらに10年かけて地球を一周して帰ってきた男たち。
 新書という形で吉村昭が少し書いていたんだけど、まとまった小説ではこれが初?
 事実関係や小説としての出来はちょっと?なところもないではないが、津太夫の波乱万丈の生涯が小説として出版されたことを喜びたい。