言いまつがい

 オバマ米大統領は21日、前日の就任式典で宣誓を行った際、不正確な言い回しがあったとして、ホワイトハウス内でロバーツ連邦最高裁長官の立ち会いの下、宣誓をやり直した。

 宣誓やり直しは極めて異例。クレイグ大統領法律顧問は声明で「20日の宣誓は法的に有効だと考えるが、念のため大事をとった」と説明。2度目の宣誓式にはホワイトハウス詰めの記者団が急きょ「証人役」に駆り出された。

 35語の宣誓文は米憲法で規定。オバマ氏は20日の連邦議会議事堂前での宣誓の際、慣行に従って長官が先に述べた言葉を復唱。しかし長官が「誠実に大統領の職務を遂行する」と言うべきところを「大統領の職務を誠実に遂行する」と言い間違えたため、オバマ氏はいったん言いよどんだ後、そのまま従った。

 米メディアによると、長官は20日、オバマ氏に言い間違いを謝罪した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090122/amr0901221147022-n1.htm

 どこかの宰相みたいに漢字の読み間違いを叩かれなくていいねえ。
 個人的にはこの手の話題を聞くと、夏目漱石の坊ちゃんを思い出すよ。

清は時々台所で人の居ない時に「あなたは真っ直でよいご気性だ」と賞める事が時々あった。
 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html

 参考文献としては、言いまつがい (新潮文庫)とかおわびして訂正します (新風舎文庫)とか。
 自分のブログだってどこで笑われているかわからない。