セーラー服を脱がさないで

日本ケータイ小説大賞:第3回はkikiさん「あたし彼女
 第3回日本ケータイ小説大賞・源氏物語千年紀賞の発表と表彰式が24日、東京都内のホテルで行われ、大賞にkikiさん(23)の「あたし彼女」が選ばれ、賞金200万円が贈られた。同作はTSUTAYA賞、JOYSOUND賞にも選ばれ、トリプル受賞となった。

 「あたし彼女」は今時の若者言葉を多用した今までにない文体で、切ない恋心をつづった。審査委員長を務めた作詞家、秋元康さんは「言葉のリアリティーがすごい。こんな小説は読んだことがない」と絶賛。また、ケータイ小説が好きという卓球選手の福原愛さんが登場し、大賞受賞者に花束を渡した。

 その他の受賞作は次の通り。(敬称略)

 <優秀賞(賞金各50万円)>

 ▽夏木エル(25)「告白−synchronize love−」

 ▽水沢莉(れい)(30)「レンタルな関係。」

 <源氏物語千年紀賞>

 ▽矢口葵(29)「LOVE BOX〜光を探して〜」

毎日新聞 2008年9月25日 東京朝刊

 んでもって、その大賞小説がここで読めます↓
 http://nkst.jp/vote2/novel.php?auther=20080001
 しばらく読んでみたよ。
 なんかさ、中学校の国語の時間にさ、「文節」っていう定義不明の非科学的な用語や概念を持ち出して、文節を分ける練習ってしたじゃない?「よ」とか「ね」を入れても意味が通じる最小の単位とかなんとかって言って。あれを思い出したね。
 あれは文法嫌いの学生を増やしているね。