長州力

　ある偉い先生に書類というか作文を見てもらう機会があったんだけど、「英語力などという熟語は存在しない」とだめ押しされてしまう。
　うーむ、○○力って今はいろいろあるような気がするんだが英語力でさえだめなのか。
　最近の本のタイトルをちっと検索してみる。

公務員の改革力 白沢節子／著 ぎょうせい
悩む力 姜尚中／著 集英社
退屈力 齋藤孝／著 文藝春秋
コンサルタントの「質問力」 野口吉昭／著 ＰＨＰ研究所
物語編集力 イシス編集学校／構成 ダイヤモンド社
和力 松田行正／著 ＮＴＴ出版
江戸の教育力 高橋敏／著 筑摩書房
文化の対話力 岩渕功一／著 日本経済新聞出版社
鮨屋の人間力 中澤圭二／著 文藝春秋
ＮＧＯ発、「市民社会力」 長坂寿久／著 明石書店
政治家の人間力 北岡和義／責任編集 明石書店
反・鈍感力 浅井愼平／著 朝日新聞社
大学の教育力 金子元久／著 筑摩書房
日韓つっぱり力 渡部昌平／著 中央公論新社
声楽家のための本番力 シャーリー・エモンズ／著 音楽之友社
つっこみ力 パオロ・マッツァリーノ／著 筑摩書房
鈍感力 渡辺淳一／著 集英社
教育力 齋藤孝／著 岩波書店

　結構多いなあ。2007-8年で気になるものばかり。
　「生きる力」とか「教育力」はお役所公認みたい。
　「眼力」(めぢから)もちと違う。