どうしたものか 

言語―ことばの研究序説 (岩波文庫)

 「(前略)語を品詞に分類する伝統的な方法は、整合的に練りあげられた経験の目録に、漠然と不安定に近似したものにすぎない。」(p201)
 「(前略)『品詞』なるものは、われわれが現実を直観的に分析したものを反映しているというよりも、むしろ、その現実をさまざまな形式的パタンに構成するわれわれの能力を反映していることを、確信することになるだろう。」(p203) 
 「名詞と動詞の区別がまったくできないような言語は、一つも存在しない(もっとも、特定の場合には、この区別の性質がわかりにくいものもある。)その他の品詞については、事情が異なる。他の品詞で言語の生命にとって絶対に必要とされるものは、一つとして存在しない。」(p204)

 晩飯ははなまるうどん。これで1365円。