サウナに行く前に

 本屋で英語青年10月号をゲット。
 特集は「精読と英文学研究」。

◆翻訳と精読(真野泰)
◆精読の弁護(村上陽介)
◆'Daffodils' を精読する――ヤーコブソン詩学と伝統的語学から(中川憲)
◆「精読」について――『アントニークレオパトラ』を例に(佐藤達郎)
御輿員三と Reuben Brower――Paul de Man を介して御輿を「精読」する(田村斉敏)
◆歴史主義の中心で/の「歴史」を叫ぶ――(英)文学的精読がいまできること(遠藤不比人)

◆英語・英文学・英語学教育を考える(6)――大学入試の和訳問題をめぐって
 ●英文和訳、大いに結構(斎藤兆史
 ●英文和訳テストの功罪(馬場哲生)
 ●英英の弱り目、和訳の効き目(松井孝志)
◆〈訳注式〉英語詩演習(55): Robert Southwell, 'The burning Babe'――ヴィジョンを視る(吉田幸子)
◆辞典・事典の愉しみ(7)――『附音挿図 英和字彙』の魅力(早川勇)
◆英文法研究: 理論と事実の接点を求めて(7)――助動詞の Can の多義構造――〈能力可能〉と〈状況可能〉の観点から(本多啓)
◆訳者と読むこの1冊――『ヘンリー・ヴォーン詩集――光と平安を求めて』(吉中孝志

 連載も興味深く読めた。
 松井孝志氏はid:tmrowingはてなブログをされているらしい。