遥かなるツングース

「冬ソナ」に続くか、海外メディア「朱蒙」に注目

ドラマ「朱蒙」の出演者ら(MBC提供)=(聯合)
 
【ソウル26日聯合】ブラジルやスロベニアチェコ、エジプトなど海外からの取材陣10人余りが25日、ソウル・汝矣島のMBC本社を訪れ、ドラマ「朱蒙」のプロデューサーや共同制作会社の代表、出演者らと会った。取材陣は韓流ブームと韓国ドラマに対する高い関心を示し、多額の製作費がかかる時代劇に投資した理由などを質問した。
 今回の取材陣は、世界各国の記者を対象にした韓国言論財団の「韓国専門記者養成プログラム」によるもの。1か月の日程で、制作者と会ったりドラマの撮影現場を見学したりする。

 エジプトから参加したアル・アハラーム紙の副編集長は、エジプトで「冬のソナタ」が人気を博したことを紹介しながら、「朱蒙」も世界で成功するだろうと感想を述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060626-00000015-yonh-ent

 朱蒙は伝説上の高句麗の始祖。
 高句麗語が日本語と朝鮮語アルタイ諸語のミッシング・リンクであるとする説は約百年前からあるが、この立場からすると紀元前後の高句麗の神話は何を物語るか。 
 村山七郎氏は、「朱蒙」はツングース語の名前であると主張している。紀元前後の段階では、ツングース系の半農半狩猟民族が中心とした勢力であったと見るべきだろう。