結局読んでしまう

 昨日買った偽りの大化改新 (講談社現代新書)危うし!小学校英語 (文春新書)
 なんだかんだで読んでしまう。
 前者は近年の日本書紀の書誌学的研究や、中大兄皇子研究、特に遠山美都男あたりの説と突きあわせが勝負どころかと。
 後者は慶応の大津由紀雄あたりと一緒に小学校英語教育に慎重な立場を示している。
 本書を読むと一部(?)の無責任な学校英語教育への批判が空恐ろしいものと感じられる。言語学者や語学屋も危機感を募らせて発言すべきだと思わされる。
 いつの世ももっともらしいようで無責任で中身のないことを言う人はいるものだ。プロフェッショナルや責任ある立場の人がなんとかしなければならない。