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中世ヨーロッパの歴史 (学術文庫)

中世ヨーロッパの歴史 (学術文庫)

 堀米庸三の流れをくむ独特の中世ヨーロッパ史
 ・月刊言語6月号
 親しい人たちの論文が載っている。自分も多少関わっていた。
 あとは「先住民たちの現在18」のベンデ語に関する記事。
 これはタンザニアの言語で、ニジェールコンゴ語族の1つらしいが、時をあらわす副詞のほとんどが未来と過去を区別しないとのこと。つまり、単一の副詞が「昨日/明日」、「去年/来年」の両方をあらわし、動詞のテンス・アスペクト標識で現在より前なのか後なのかが決定されるという。
 個人的に知っているアフリカ出身留学生の母語ニジェールコンゴ語族の1つだが、これと同じ特徴を持っていて、彼に本語を教えていて興味深いと思った記憶がある。
 あとは日本言語学会のスケジュールが掲載されている。ワークショップの企画、楽しみだなあ、とプレッシャーをかけてみる。