半生を振り返る

 10代前半は大野晋の本を読んで日本語の起源はタミル語だと信じていた。
 今思い出しても恥ずかしい。
 「本当は日本語の起源はタミル語なのだが保守的な学会はそれを認めないのだ」とか本気で考えていた。
 服部四郎日本語の系統 (岩波文庫)あたりを読むまでは信じていた。
 今では自分で資料、データを集めて自分で考えねばならぬ。