ことばの基準

 なにをもって正しいとか間違っているとかは難しい。
 敬語などはある意味では言語外の社会的な要因だろう。以前ある程度社会的地位のある人が高校受験ならバツをくらうような敬語のミスをしていた。その時その人のしていたトークの話題が「最近の若い人の日本語は珍しい表現にあふれている」というようなものだった。もしかして笑うところだったのだろうか。あるいは壮大なネタだったのだろうか。
 自分が言うのはおこがましいが、年配の社会的地位のある人がとんでもない言動をしているのは往々にしてあるようだ。生暖かい眼で見守るしかない。