読んだ本

 

日本の近代 2 明治国家の建設―1871?1890

日本の近代 2 明治国家の建設―1871?1890

 十代のころ読みたかったが高価で手が出なかった本がこうして読める。
 キーワード:遠山茂樹、講座派、左派的史観、松平定信、水戸学派、本居宣長平田篤胤
 近代的国民国家であるためには国民統合の中核が必要だ。日本の場合はそれは何であったか。明治初年では方言の差も大きかったことであろう。
 十代のころ、江戸時代の国学思想と明治以降の国粋主義ナショナリズムアジア主義の関係について研究したいとおもったことがあったのを思いだした。あのころは若かった。