春の陽気

 上着が要らなかった。

 

東京ドームで2万人がマツケンサンバ踊る

 マツケンサンバで東京ドームが揺れた。松平健(51)の「マツケンサンバ2 in 東京ドーム」(主催日刊スポーツ新聞社)が8日、東京・文京区の東京ドームで行われ、2万238人のファンが「マツケンサンバ2」で松平とともに歌い踊った。サプライズゲストに香取慎吾(28)南原清隆(40)が登場すると、観客は大喜び。アンコールが繰り返され、ステージ、グラウンド、スタンドが一体となり、ドームはマツケン一色に染まった。

 人気ドラマ「暴れん坊将軍」の扮装(ふんそう)をした松平が馬に乗って現れると、大きな歓声と「マツケン」コールが沸き上がった。最初はゆっくりだったが、途中から駆け足でさっそうと場内を1周。歌手以外では初のドーム公演。松平は「心から御礼申し上げます。皆さまのおかげで、こんなことになりました」と照れくさそうにあいさつした。

 1部のコンサートで「花のマツケンマンボ」など10曲を歌った後、2部「マツケンサンバ2カーニバル」までの休憩時間に、2万人の観客のうち約1万人がスタンドからグラウンドに大移動。グラウンドで「マツケンサンバ2」に合わせて歌い踊るためで、手製の衣装に着替える人も多かった。

 松平が「マツケンサンバ2」の曲に乗って、光り方が従来の倍以上の新衣装で登場すると、ドームの興奮は頂点に達した。「芸能界のダンス部長」の異名を持つ踊りが大好きな南原清隆もゲストで踊りの輪に加わり、盛り上げた。アンコールではさらなる隠し玉がいた。「SMAP×SMAP」でおなじみのマツケンをパロディーにしたカツケン姿で香取慎吾が登場。「マツケンの応援に来ました。カツケンでーす」とあいさつすると、ドームは大きくどよめいた。2度目のアンコールではマツケンとカツケンの豪華ツーショットに、ステージ、グラウンド、スタンドが1つになった。

 終演後、松平は「お客さんも盛り上がって、最高でした。いい思い出になった。お客さんが入るか心配したけど、いっぱい入ってくれた。ありがたいね」と満足そうに話していた。

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050309-0009.html

 なぜか日付がずれた。それもまあよい。